こんにちは、もっちです☺
今年のグッドデザイン賞が発表されました。
今年は、映画の怪獣”ゴジラ”やアニメの”機動戦士ガンダム”がロングライフデザイン賞を受賞されました。
このロングライフデザイン賞の他にも、たくさんの部門があって、それぞれの部門での賞が決まっていきます。
グッドデザイン賞の部門には、文房具などの小物系のものもあれば、建築や住宅の賞もあり、カテゴリーは16もの賞に分かれています。
グッドデザイン賞を受賞すると商品などにグッドデザインのGのロゴマークである”Gマーク”を貼ることができるので、集客などに役立てることができます。
なにか商品を購入しようと考えた時に、この”Gマーク”が貼っている商品と貼っていない商品があったとすれば、”Gマーク”がある方がデザイン性が高いのだと思って選んでしまいますよね。
最近は、グッドデザイン賞を受賞した文具などをよくお店で見かけるようになりました。
グッドデザイン賞を受賞するとこういったメリットもあります。
ですが、日本中に山ほどある商品や建物の中から、グッドデザイン賞の候補となる商品や建物をどのようにして選んでいるのかというのは、不思議ですよね。
あの有名なミシュランガイドのように、覆面調査員が日本中を調べて回っているのか?
食べ物のお店の場合には、お店を構えてるから分かりやすいですが、自宅を作業場として素晴らしい作品を作っている職人の人もいるかもしれません。そんな作品を一体どうやって見つけ出すのでしょうか。
最終決定は、その道のプロが選ぶとしても、それまでの候補になる作品をどのように選ぶのかが気になって調べてみました。
グッドデザイン賞は応募をする形式
グッドデザイン賞はミシェランのような覆面調査員がいて、日本中のすばらしいデザインのものを選び出して賞を与えるのかと思っていたのですが、そういうわけではありませんでした。
グッドデザイン賞は応募をしてエントリーするといった形式のものでした。
審査には1次審査→2次審査があります。それを順番にクリアしていくという流れです。
ですので、受賞できる自信のあるものを応募して、専門家から審査をしてもらうというものですので、応募をしないと何も始まらないのです。
グッドデザイン賞の応募に費用がかかる
小学校の頃の絵画のコンクールみたいに応募をして審査をしてもらうといった形式のグッドデザイン賞なのですが、審査に費用が掛かってしまいます。
しかも応募から受賞まで進んだ場合には、
1次審査に10800円、2次審査に57,240円、受賞パッケージ料156,600円と合計で224,640円もかかってしまいます。
1作品を応募することでこんなにも費用が掛かってしまうのですね。個人で応募する場合はどうしてもためらってしまいますね。
Gマークにも使用料がいる
良いデザインで賞を獲れた場合には、これからその商品に関してはGマークを使えるからハクがつく!と思いますよね。
ですが、ここからも費用が必要です。Gマークを使うことに対しても費用が必要になってくるのです。
グッドデザイン賞を受賞したデザインは、Gマークの使用の申し込みを行えば、1年間Gマークを使用することができます。
さらに次の年も使用したい場合には、また使用するための申し込みをしないといけませんので、また費用が必要となってきます。
使用料は、受賞対象となる商品の価格や、総事業の金額によって変わってきますが、216,000円から1,080,000円の間の金額となります。
割引制度やキャンペーンなどもありますが、Gマークを使うことに対しても費用が発生するのです。
ですので受賞からGマーク使用まで、安くてもトータルで、440,640円も必要となります。
グッドデザイン賞とは?エントリーに費用が掛かる?のまとめ
グッドデザイン賞を受賞すると、その商品には価値が生まれますので、それなりの効果は見込めるとは思うのですが、応募の段階からかなりの費用が掛かってしまいますので、個人での応募はなかなか厳しいものがあるなと思ってしまいました。
そして受賞してからGマークを使うことに対してもお金が掛かってしまいます。
本当に良い作品でもこれだけの費用が掛かってしまうならと出品できない人もいるかもしれません。
世に埋もれていっているデザイン性の高い商品や建築物などもあるかもしれませんので少し残念だなと思ってしまいました。
人件費や会場費や運営費などももちろん掛かってしまうので、審査料などがかかってしまうことは仕方がないことではあるかと思うのですが、かなりの費用ですよね・・・
エントリ―して1次審査を受けるだけで費用が発生するので、それだけ自信のあるデザインの商品、世の中に広めて行きたい商品をエントリーしていかないといけませんね。
エントリーを考えている人はこん身の作品を応募して下さいね☺
最後までお読み頂き有難うございました。
こちらも合わせてお読みください↓↓↓
コメントを残す