こんにちは、もっちです。
先日の大阪北部地震でのブロック塀の問題から全国の学校での安全点検が行われていました。その中でブロック塀があったのは1万9921校、建築基準法施行令ではブロック塀の高さは2.2m以下で、高さによって控え壁を作らなくてはいけませんが、その控え壁を作っていないブロックについては違反ブロック。
安全点検で問題のあった学校は調べたブロック塀の中の24.7%の1万2640校にものぼりました。
問題があったブロックについて、貼り紙をして注意喚起などをした学校が8割、対応をしていなかった学校が2割に及んだそうです。
この2割の学校が信じられないと思いました。
地震で小学校の女の子が亡くなっているのに、少しでも問題があると分かったブロック塀があるのに何も対応をしていないということに、学校で子どもたちを預かる学校でこんな対応をしているだなんて、親御さんも心配だろうなと思いました。
家の外構について考える
家の外構にブロック塀を造っている人も多いかと思います。
きっと新築で作る方は、学校で使っているような、よくあるグレーのブロック塀に色を塗装するのではなくて、リブブロックと呼ばれる、少し縦にリブの模様が入ったものなどを使われているかと思います。
その場合のブロックも工事する時の基準は同じで、高さが2m以下のブロック塀の場合には、ブロックの厚みは12cm以上のブロック、そして2mを超える場合にには15cm以上のブロックを使うように推奨されています。
建築基準法では高さ2m以下の場合には、10cm以上、2mを超える場合には15cm以上となっておりますす。
ブロックの中に入れる配筋にも基準があります。
事件のあった学校の塀には控え壁が無かったかと思いますのが、控え壁は必ず必要で、この壁があることで塀が風や地震で倒れないように強度を補うもので、塀の高さが1.2mを超えてしまう時には、3.4m以内に控え壁が必要となります。
家の外構に塀をたてる人も多いと思いますので、大丈夫とは思いますが、一応外構の図面を見るときには確認してくださいね。
ブロック塀問題1万2000校以上、家の外構について考えるのまとめ
ブロック塀の問題で地震によって、亡くなった人がいるのに対応をしていない学校があることに驚いてしまいました。少しでも早く対応をして、子どもたちが安全な学校に毎日通えるようにしてほしいなと思いました。
ブロック塀の問題は、学校だけに限らず、家の外構にも言えることです。古い家のブロック塀についてはそういった対応をしていない場合もあるので地震の時には近寄らないようにしたいものですね。
そして、これから家を作る人は、家の外壁や内装などももちろん大切なのですが、外構もすごく大切な場所です。
見ず知らずの人が違反したブロック塀の横を通って、けがをしたりすると大変です。
塀などは自分でもわかる範囲で図面を確認しておきたいものだなと思いました。
こちらも合わせてお読みください↓↓↓
コメントを残す