キッチンの高さを選ぶときに私が失敗した理由と改善策について

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こんにちは、もっちです😊

 

キッチンを決めるときにあまり重要視していなかったキッチンの高さなのですが、住んでみて後悔をしています。

 

私の家では、母と私がメインにキッチンで料理をするのですが、高さ選びに失敗をしてしまいました。

 

その理由についてお話していきたいとおもいます。あなたがキッチンを選ぶときには私の家のような失敗はしないようにして下さいね。

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キッチンの標準の高さは?

一般的なキッチンの高さは床から80cmか85cmか90cm、この中から、身長に合ったキッチンを選びます。私の家の場合には自由設計でしたので、メーカーがパナソニック、キッチンの種類がラクシーナというキッチンでしたので、80cmか85cmか90cmから選ばなければいけません。

 

もしも他のメーカーで選べる場合には、もう少し種類が多いキッチンもあります。造作でつくる場合には費用も掛かってしまいますが、1ミリ単位でつくることも可能ですので、予算と相談の上で選んでくださいね。

 

ちなみに、リクシルの場合には、シエラというキッチンが80cm・85cm・90cmの他に中間の高さ、82.5cm・87.5cmのサイズのものもありますのでいろいろとみてみてくださいね。

 

キッチンの高さを身長から計算するには

 

身長(cm)÷2+5cmで計算をします。

 

たとえば、私の場合には、身長が157cmですので、

157÷2+5ということで、83.5cmの高さがベストです。

 

母の身長が、152cmなので、

152÷2+5ということで81cmの高さがベストです。

 

中にはオーダーでもっと細かく選べる場合もありますので、こだわりたい人は、細かく選んでくださいね。私の家の場合は、自由設計の家ですので、規定のサイズの中から選択していきます。

 

日本人の平均身長は?

現在の日本人女性で、私の年代である30代の身長の平均は158.1cm、そして母の年代である60代の身長は、153.4cmです。

出典:総務省 国民健康・栄養調査より

 

ですので、コーディネートさんは今の日本人の平均身長で話してくることがあるので要注意です。提案してくれて決まったキッチンの高さは85cmの高さです。

 

コーディネーターさんによっては、身長を聞いてくれて計算をしてくれたりするのですが、我が家の家の担当のコーディネーターさんは聞いてくれませんでした。

 

担当してくれる人によってマチマチですので事前に知識は入れておいたほうが良いですね。

 

今の時代は、どんどんと平均身長が伸びてくる傾向にありますので、それに合わせるのではなくて、自分の身長を目安にしてくださいね。

 

腕の長さも考慮する

身長だけではなく、腕の長さも考えてキッチンの高さを考えることも大切です。

 

腕を軽く曲げた状態で立って、床から肘までの高さを測ってください。その寸法から14cmを引いた高さがその人に合ったベストなキッチンの高さとなります。

 

キッチンでは包丁を使ったりの作業がありますので、身長で考えるよりも実際に作業をする腕の長さから高さを測った方が自分に合っているキッチンの高さが分かると思います。

 

中には腕が長い人や短い人もいますので、なるべくあなたの体に合った最適な高さのキッチンを選んでくださいね。

 

キッチンの高さ選びに失敗した理由

昔の一般的な高さと今の一般的な高さは違う

私が選んだキッチンは、コーディネーターさんが言ってきた高さ85cmのキッチン、一般的な高さですよ。と言われたので、じゃあそれでお願いします。と即返答。これが大失敗でした。

 

今の時代で、一般的なキッチンの高さは85cmです。

 

そして打ち合わせの時には私ばかりがコーディネーターさんと話をしていたので、私しかキッチンを使わないと思っていたかもしれません。

 

我が家の新しいキッチンは85cmのキッチンです。

 

私はキッチンの高さに特に違和感はないのですが、母がキッチンが高くて、包丁で何かを切るときに力が入らないと言い出しました。

 

一般的な高さと言われたので、なにも迷わずに決めてしまったのですが、前の賃貸マンションの時よりもキッチンの高さは高いです。

 

私は、一般的な高さと言われて、てっきり、前の賃貸マンションの高さと同じだと思い込んでいたのです。

 

そうです。15年ほど住んでいる賃貸マンションの一般的な高さと今の一般的な高さは変わってきているのです。

 

平均身長が高くなったので、キッチンの一般的な高さも高くなってきていたのです。

 

昔一般的と考えられて、賃貸マンションに使われていたキッチンの高さは80cmの高さだったのです。今の一般的な高さは85cmですが、それでも低いと感じる人も増えてきているそうです。

 

私は賃貸マンションのリフォームの仕事をしてきたのですが、キッチンの高さについては工事をしてくれる人に任せていたので、知識不足でした。

 

毎日料理をすることを考えれば、一番気を付けて考えなければならない部分でしたのに、安易に返答をしてしまいました。大失敗です。

 

私が失敗を避けるためにできたこと

今さら言っても遅いのですが、あの時、私が失敗を避けるためにできたことがあります。

 

・コーディネーターさんの一般的という言葉に疑問を抱くこと。

・住んでいた賃貸マンションのキッチンの高さを測ること。

・ショールームで体験する。

 

コーディネーターさんは数多く、家のコーディネートをしていますので、そこまで一人に対して時間を取っていられないというのが現実です。

 

ですので、私の身長も聞かず、ましてや母の身長も聞かずに、一般的な高さを言ってきました。

 

ここで私が、即決めずに、持ち帰っていろいろと調べることはできたのに、決めることが多すぎて、高さについては、言われるがままの状態で決めてしまいました。

 

住んでいた賃貸マンションのキッチンの高さを測ることも忙しすぎて行いませんでした。ここでも手を抜いてしまいました。

 

忙しさを理由に手を抜いてしまったのが最大の失敗です。これから何十年と住む家を決めていくのですから、こういったところで手を抜いてしまってはいけませんよね💦

 

ショールームに行って、キッチンも見ていたのですが、私が見たのは色や仕様などについてばかりでした。色のカットサンプルや、食器乾燥機など見ていろいろと考えていたのですが、かんじんなところを見逃してしまいました。

 

キッチンの高さも体験できるので、必ず見ておいた方が良いです。

 

その時の注意点ですが、ヒールのある靴などは避けた方が良いです。

 

家でキッチンに立つときは、スリッパを履くか裸足に靴下などになるかと思いますので、いつも使うキッチンでの状態になるべく近いように、ぺたんこの靴を履くなどして体験するか、現地で靴を脱いで靴下になって体験するかしてくださいね。

 

もう一度選び直したいです・・・😓

 

失敗したキッチンの高さに対する改善策

いつまでも後悔してられません。

 

高さ選びに失敗してしまったので、これからどうやってキッチンを使っていくか改善策を考えました。

 

失敗してしまったのは仕方がありませんので、こういう時には、これからどうするかを考えることが大切ですよね。

 

そこで考えた改善策は・・・

・キッチンの床に低い台を置く

・高さのあるスリッパを履く

この2点を考えたのですが、床に台を置くのは、誰かが引っかかって転んだら最悪なので却下。ですので、高さのあるスリッパを履くという改善策でいくことにしました。

 

母が調理をする時にはスリッパを履いて調理をすることで丁度よい高さになるので、キッチンが高くて、包丁を使うときに力が入らないということはもうないとのことです。

 

高さもあって、ダイエット効果のあるスリッパをプレゼントしたので、キッチンに立つとき喜んで履いてくれています😊

 

キッチンの高さは誰に合わせるもの?

家族が大勢いるときには、一体誰に合わせるのが良いのでしょうか。

 

家族みんなの平均の高さに合わせるのも良いのかもしれませんが、私は一番キッチンを使う人に合わせるのが一番だと思いますが、必ずしもその人の身長に合わせる必要はないと思います。

 

身長に合わせるという方法は一般的な合わせ方です。

 

今まで使っていたキッチンが体にしっくり合っているようなら、その高さにしてあげた方が、違和感なく使えると思います。

 

母など何十年も料理をしてきた人にとっては、今まで使っていたキッチンの高さが、からだに長年染みついているのでその高さにしてあげた方が良いかと思います。

 

逆に私のように、ときどきしかキッチンに立っていない人間は、高くなろうが低くなろうが、あまり違和感なくキッチンを使うことができました。

 

キッチンがあまりにも低かったり、高かったりすると腰などに負担がきますので、許容範囲内で高さを決めて下さいね。

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キッチンの高さを選ぶときに私が失敗した理由と改善策についてのまとめ

私はキッチンの高さを選ぶことを失敗してしまいました。原因は、忙しいからと言って、キチンと調べたりショールームで体験をしなかったりと、私の怠慢さが原因です。

 

キッチンのリフォームなどは何十年も経ってから、よっぽどのことがない限り行いませんので、後悔しないキッチンを選んでくださいね。

 

私は壁紙などを選ぶことに時間を掛けたりしてしまったのですが、壁紙などは、失敗して後悔しても貼り替えようと思えばそこまで費用が掛からずに行うことができますが、キッチンはそうはいきません。

 

これから家の設備選びを始める人や今設備選びをしている人は、いろいろと調べてみてくださいね。

 

言われる情報の全てが自分や家族に合っているとは限りません。

 

一般的な情報が自分に当てはまるとは限りません。ですので、自分で調べられることは納得いくまで自分で調べてから家をつくっていって下さいね。

 

あなたの家づくりの参考になれれば嬉しいです😊

 

最後までお読み頂き有難うございました。

 

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