無印良品のパクリが中国に?日本が敗訴した理由や全ての商標登録をとっていなかったのはなぜか?

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こんにちは、もっちです😊

 

無印良品のシンプルなデザインは日本でも大人気ですよね。私も家に無印良品の収納ボックスを使ったり、ファイルを使ったりしています。無印良品の商品は色やデザインがとてもシンプルなので、どんな部屋のインテリアにもほぼマッチするので使いやすい商品ですよね。

 

そして、品質がしっかりとしているので長い間使えますし、使っていて安心感があります。

 

そんな無印良品ですが、今は世界28もの国や地域でお店を出店、店舗数は1000に届く勢いで増えていっているとのことです。世界中で認められていてすごいですよね。

 

ホテル業も始められ、中国の四川にMUJI HOTELが登場しました。シンプルでおしゃれな外観なので泊る人も多いと思います。

 

どんどんと私たちの生活の中に広まっていく無印良品なのですが、中国で、日本の無印良品と同じ名前のお店が中国に約30店舗ほどできてきているそうなのです。

 

店舗の内装もほとんど同じなのですが、違いは無印良品の”無”という漢字が中国での無の意味をもつ”无”をつかっていて、MUJIという部分にNatural Mill と書かれています。

 

パッと見では日本の無印良品が中国に店舗を出しているのだな。としか思いませんよね。

 

販売している商品はほとんど同じで、購入者も混乱をしてしまうほどで、金額は日本の無印良品に比べると安い料金設定なのです。

 

ですが、品質があまり良くないという人も多いようで、ここのお店が日本の無印良品だと思って買った人が、日本の無印良品の品質が悪いと思ってしまうと残念ですよね。

 

そんな日本の無印良品と中国の無印良品についてお話ししていきたいと思います。

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日本の無印良品が中国の無印良品に敗訴なのはなぜ?

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てっきり、日本の無印良品が中国の無印良品を訴えたのかと思っていたのですが、実は逆で、中国の無印良品が日本の無印良品を商標権侵害で訴えて、そして中国の無印良品が勝訴、日本の無印良品が敗訴していたのです。

 

しかも、約1000万円の賠償金を日本の無印良品が支払わないといけない、そして実店舗とオンラインサイトで30日間謝罪を掲載するようにという状態になっているだなんて驚きました。日本はこれに対して上告するようなのですが。

 

どうしてなのか詳しく見てみると・・・

 

1999年に日本の無印良品が中国で無印良品の商標権をとっていたのですが、中国では、商標権を分野ごとに取得しないといけないことになっていたのです。

 

当時、日本の無印良品が中国で取っていた商標権が5つで、”文房具”・”家具”・”キッチン”・”広告販売”・”教育娯楽”という商標権。

 

その2年後に中国の貿易会社が”布製品”の商標権をとっていたのです。

 

そして、2016年に日本の無印良品が中国で、商標権の持たない布製品のタオル類などを販売していると商標権侵害で訴えられてしまったのです。

 

日本の無印良品は、権利を取り戻そうとしているところなのです。

 

敗訴した日本の無印良品は上告していくそうなので、うまく決着がつけばいいなと思いますよね。

 

商標登録とは?なぜ日本の無印良品は全カテゴリでの商標登録をしていなかったのか?

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商標登録はカテゴリの種類が全部で45種類。

 

なぜ無印良品が全部のカテゴリで商標登録をしていなかったのかと気になったのですが、商標登録はまず自社の製品の中心となる商品などに対してのカテゴリで取得をして、どんどんと商品展開が広がっていくにつれて、それに合わせてカテゴリを増やしていくというのが、通常よくされている商標登録の方法のようです。

 

1カテゴリごとに費用が発生しますので、一気に45種類全てを登録するのではなくて何個かに絞って登録をしていく企業が多いようなのです。

 

この商標登録なのですが、登録には日本の場合、1つのカテゴリーにつき、5年で28400円の費用、10年で40200円の費用がかかってしまいますし、企業は商標登録をしてくれるところに代行して作業をしてもらったりもしますのでその費用も発生していまいますので、企業の戦略的な考え方で一気に45種類を取る必要もないと考える企業が多いのも当然だと思います。

 

一気に全部登録したけれどまったく商品が売れなくて、撤退することになったりするともったいないですからね。

 

商標登録ビジネスというビジネスもあって、前もって知り得た情報で商標登録をして、あとから使いたい企業に商標を売るといったビジネスです。

 

早い者勝ちのビジネスになってしまうので、商標登録をされる前にすこしでも早く商標登録をすることが必要になってくるのですね。

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無印良品のパクリが中国に?日本が敗訴した理由や全ての商標登録をとっていなかったのはなぜか?のまとめ

はじめ日本の無印良品が中国の無印良品に敗訴して約1000万円もの支払いをしなければいけないと聞いて、日本の無印良品が中国の無印良品をパクったのかと思って驚いてしまいましたが、調べてみると布製品というカテゴリの部分での商標権侵害で訴えられていました。

 

上告をして、権利も取り戻そうと動いているそうですので上手く解決をしていってほしいものです。

 

日本の無印良品は、デザインも良く、品質も良いので、世界中にもっと広がっていくと思います。私も無印良品のファンなのでこれからも応援していきたいと思います。

 

最後までお読み頂き有難うございました。

 

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