こんにちは、もっちです😊
プラスチック製のストローのゴミで海洋が大変なことになっていると少し前から話題になっていますよね。
そんな中、大手ファミレスのガストが先日2018年12月10日からバイオマスストローをレストランに導入したことが話題になりました。
プラスチック製のストローが環境破壊につながるということで、少し前から紙製のストローやスズ製のストローなどが話題になっていて、スタバがプラスチック製のストローを廃止して紙のストローを導入するという話など色々と出てきていましたが、ガストが導入したのはバイオマスストローという初めて聞く名称のストローでした。
ガストが導入したバイオマスストローですが、このストローが一体どういう仕組みのものなのか、そして環境に対してどんな効果があるのかが気になって調べてみました。
目次
ガストが導入したバイオマスストローは野菜のトウモロコシが原料
このバイオマスストローのバイオマスとは植物資源のことです。
では、植物資源とは何のことなのでしょうか。
ガストが導入したこのバイオマスストローの原料はなんと野菜です。なんのやさいかというとトウモロコシなのです。
紙のストローやスズなどいろいろな素材のストローが言われてきた中、野菜、しかもトウモロコシのストローだなんて驚いてしまいました。
ガストが導入した環境に優しいストロー、バイオマスストローの仕組みや効果は?
このトウモロコシが原料のストローですが、使った後にゴミとして捨てても微生物による分解が可能ですので、最終的には自然に戻っていくという仕組みのものです。
今までのプラスチック製のストローはゴミとして捨てられたあと、最終的に海に出てゴミの山になるか、海の生物たちが食べて、体に詰まってそれを人間が食べるという、負の植物連鎖の状態になっていました。
ですが、このトウモロコシのバイオマスストローになると、ストローを微生物が分解してくれるので、最終的に安全に自然にかえっていくという仕組みなのです。
魚や亀、クジラなどの体の中にプラスチックがたまっていったりもしませんので環境破壊を食い止める効果が期待できるのです。
バイオマスストローの原料はトウモロコシ!?ガストが導入した環境に優しいストローの仕組みや効果は?のまとめ
このトウモロコシを原料とするバイオマスストローですが、ガストではストローが必要と申し出たお客さまにのみ提供をされるそうです。
今までのようにストローをなんとなく使うようなものではなくて、必要な方にのみお渡しをするのでストロー自体の使用量も少なくなっていくことでしょう。
それだけ世界中が環境について考えているということなので、とても良い傾向ですよね。実際にこのバイオマスストローは飲みやすさなどは今まで使っていたプラスチック製のストローとくらべると、すこしざらざらしているだけでほとんど変わらないようです。
ガストでは2020年までにプラスチック製のストローを全て廃止するとのことです。大手のファミリーレストランが動き始めるとどんどんとプラスチック製ストローが廃止される動きが始まると思うので、環境に優しい世界に少しずつですがつながっていくと思います。
ちなみにスタバも2020年までにプラスチック製のストローを世界中の店舗で廃止すると発表しています。
スタバでは毎年10億本のストローが使用されていたそうなので、スタバのプラスチック製のストローが無くなれば海洋汚染に関してすごい効果が期待できますよね。
私がトウモロコシのストローに対して少し疑問に思ったのはトウモロコシの実の部分を使うのがどうかということです。
トウモロコシの芯であったり、皮の部分だったりだと良いのですが、通常食べる部分をストローにして廃棄するのでは何をしているのか分からなくなってしまいますよね。
プラスチックストローの問題も社会問題ですが、食品残さの問題も大きな社会問題ですよね。
それだったら食べれるストローにしてしまった方が良いのでは?と考えてしまいます。
いろいろな野菜などで作ったストローがあればそれに合わせた飲み物なども作って、野菜嫌いのお子さんたちにも飲むことができる商品が生まれたら良いですよね。
トウモロコシのストローをつくるのにトウモロコシのどの部分を使うのかが発表されていなかったので少し気になりました。
もしまた詳細が分かりましたらお話ししていきたいと思います。
ですが、今までのプラスチックストローが環境を破壊しているということを知って、世界中で環境を少しでも良くしていこうと動くことが素晴らしいですよね。
これからの未来のためにたくさんの人たちが協力してより良い未来をつくっていく。私も小さなことから少しずつでもできることを見つけていきたいなと感じました。
最後までお読み頂き有難うございました。
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